2013年2月20日水曜日

ちょっと帰ります

本日の最終便で島を出て、
ただ今自宅のある神奈川県大磯へ帰宅中。

23日(土)にある、暮らしの教室、特別教室@okebaでお話しをするのが主な目的です。

1月27日に大磯を出発して、一ヶ月弱の島での滞在でした。
島の規則正しい生活が心地よい。
フェリーのめおんがちょうどいい具合に時を刻んでくれていました。
島の美味しい物も沢山食べれたし。
けっこう楽しみながらやっています。

そしてこえびさんたちに、かなり助けられ
ぼちぼち順調に前半戦の制作が進んだと思います。
ありがとうございます!

しかし冷静に考えると、制作できるのはすでに一ヶ月を切っていて、
ぱっとみ進んでいるとはいえまたまだやることは山ほどあります。

これから、手をつけていない部分をやり、さらに細かい微調整をしながら完成に向けていきます。

今まではどんどん進む作業でしたが、
これからは細かい作業が増え、がんばっているのにあまり進んでみえないなぁ。
なんていう時期に突入です。

ちゃんと作戦練って、後半戦に突入したいと思います。

家のなかの作品完成予定日は3月15日の目標。
20日の開幕までは家の周囲の整備などして。と万全に会期を迎えたいところです。

次島に行くのは24日の夜。
あっという間の帰宅になりそうです。

2013年2月19日火曜日

春の足音

今日は雪で、かなり冷え込んでいますが
男木島にも少しずつ春が訪れています。

雪の降るなか咲いている梅
梅は可愛らしくて品があってすきです。

男木島名物の春の便りはたくさんの水仙の花です。
水仙は島のいたるところに咲いていて、いい香りをただよわています。
スイセンをみにくる団体観光客さんも多いのです。
男木灯台の近くには水仙がたくさん咲いている場所があるそうです
近々みにいかなくちゃ。
宿舎の私のお部屋にも島の方からいただいた水仙の花がいけてあります。

おんば(手押し車)にたくさんのお花をのせていた水仙をくださったお母さん。
素敵です!笑顔も素敵!

2013年2月18日月曜日

男木島の文化祭

先日開かれていた島の文化祭に行ってきました。

男木はなんだかんだでイベントが多いです。
というか、自分の住んでいる町にもいろいろイベントはあるのだろうけど参加してないだけなのかな。と思う今日この頃。

なにかイベントがある日は朝、島の放送で連絡が流れます。

文化祭はコミニティーセンターで開催されていて、
島の方々のお雛様や結納品の展示や島の夏祭りや、ちょっとしたイベント、またイノシシ狩りの様子などの写真や、島の風景の油彩画などが飾られていました。



これがまたおもしろくて思わずゆっくりみてしまいました。

写真は同時に焼き増しの受付までしていて、なんかこの感じなつかしいぞ。
小学校の遠足の後を思い出しました。

お雛様は島のおばあちゃんの人形さんにまつわる昔話を聞きながら。
お雛様の展示は今年がはじめての試みらしく、
20年以上倉庫に眠っていた物を文化祭の為に出して来たそうです。
お人形さんたちも、ちょっと驚いている風でした。

最後においしいおしるこをいただいて。
なんだかよいひととき。
島のお汁粉はお年寄りがお餅を喉に詰まらせないように、
餅ではなく小麦粉でできた白玉のような感じのお餅風の物(名前忘れてしまいました。。)
が特徴だそう。

2013年2月17日日曜日

制作現場の空気

こえび隊のブログに石塚現場の記事が更新されました。

タイトルは「作品制作!日々、吊るしてます。」
制作現場はこんな感じ。
http://www.koebi.jp/blog/entry-565.html

こえび隊のみなさんのおかげでなんとか順調に進んでいます。

ありがとうございますー!

男木島の日曜日

毎週日曜日の朝は男木の港は市が開かれます。
新鮮な魚貝類や、島のお母さんの味のご飯
さざえ飯やタコ飯、ちらし寿司やおいなりさん。
島の落花生を炊いたのや、おしんこ。
手づくりのパン

なんとなしに島の人達がやってきて賑やかです。
最近は芸術祭のサポーターのこえびさんが船から降りるとそこに群がり、
活気づきます。

おいしいものが手に入るだけじゃなく、島の人達の顔がわかって
お話しできて、いい感じ。

今日はお昼にちらし寿司とポテトサラダを購入!
カレイやさざえも頂きました。

食べるのが楽しみです。

2013年2月16日土曜日

すけっと

 昨日まで茅ヶ崎よりRicoのぶっちさん(鈴木健之さん)に男木島に制作の手伝いに来てもらいました。

実はぶっちさんは料理人でもあるのです。
今回は、ご飯係をもおまかせしました!
そしたら島の食材を使ったすてきな夕飯のオンパレード!

先日はタイとセイゴ?(スズキのこども)やアラえび。島のお野菜を使って、
ちょっとおしゃれなお料理に変身させてくれました。
素材もいいし、腕もいい。
料理は魔法ですねー。


素材をくださった、漁師さんにも島の方々にも感謝感謝なのです。

いろいろおいしくつくってくれて風邪もふっとびました。
毎晩がっついてたべてしまう私。
おいしいお料理は会話もはずみますねー。
宿舎では男木で制作中の西堀さんとこたつでいただきましたよー。
写真でみるよりも数倍おいしい!

滞在最終日には、ご好意で民宿さくらさんの別館の新しいキッチンをお借りして。
島の方々と制作中の西堀さんとパルコさんも交えちょっとしたパーティーを開催。
島の方々へ日頃の感謝のお礼も兼ねて
(お料理は私がつくるわけではないのですが。。)

今日は作り置きしていってくれたおかずとお鍋を
神奈川から来たmaruuさんとたかねの3人で食べて。
おなかいっぱいです。
食はエネルギーの源!


もちろん制作のお手伝いも大助かりです。
暗い空間をつかったインスタレーションのために、地道に窓をふさいでいってもらいました。
その他諸々力仕事も多々やってもらって大活躍!!
ぶっちさん本当にありがとうございました。

(石塚)

2013年2月12日火曜日

島の物集め

島の方たちやこえび隊の協力もあり作品で使用する古道具が集まってきました。

古道具といっても今回の作品の大切な素材です。こえび隊とともに島中のお宅を廻る姿はまさにトレジャーハンティング。
「こんな古くて傷んでいるものでもいいの?」なんていいながらたくさんゆずっていただきました。


今回の作品のテーマのひとつでもある島の人々の暮らし。農具や漁具を中心に集まった島の生活に必要不可欠なさまざまな道具。
こうやって集まったものを眺めていると島の昔の生活や風景を覗いているようでわくわくした気持ちになります。


中にはこんなものも。写真は明治時代の唐箕です。
唐箕といっても水が貴重である島ではお米の栽培はしていません。
そんな島では主に麦や芋を栽培して暮らしていたそうです。

物を通して島の歴史を知ることも作品のいいスパイスになりそうです。

渡邉

2013年2月8日金曜日

タウンニュース

先日2月1日のタウンニュースに石塚の記事が掲載されたとのこと。
茅ヶ崎版と大磯二宮中井版に載っているそう。
webでも読めます。
http://www.townnews.co.jp/0603/2013/02/01/174728.html
いい感じの記事になってますねー。

2013年2月5日火曜日

こえび隊

瀬戸内国際芸術祭サポーターのこえび隊のみなさんは
ほぼ毎日島で制作のお手伝いをしてくれています。

そんなこえび隊のブログに石塚の制作現場が記事になっていたので紹介
http://www.koebi.jp/blog/entry-538.html
この記事を書いてくれているこえびのやっちゃんは私が島に居ない間も、
作品素材を集めてまわってくれたのです。

こえび隊なんだかたのしそうでしょ?↑(一輪車で人も運べるかお試し中)

そして、毎日17時の最終便で高松へ帰って行くのこえび隊を見送ると、
ちょっとせつない気分になるのです。


先週末は男木島で発表の他のアーティストさん達も顔をそろえて、
にぎやかな雰囲気になりました。
そんな男木島のダイジェストこえび隊記事は
http://www.koebi.jp/blog/entry-535.html

これからの男木島が。
たのしみたのしみ。

(石塚)

2013年2月3日日曜日

みずがめ

今日は、島のあるお家に特大サイズのみずがめを頂きに行きました。
島は平成に入るまで水道がきていなく、みんな井戸から水を汲んで水がめに溜めて生活をしていたそうです。
水が貴重なので雨水も溜めてつかっていたそう。
なので島の水がめはたくさん水が溜めれるように大きな水がめを使っていたそうです。
そんな特大サイズの水がめを作品に使おうと思っています。

今日は芸術祭サポーターのこえび隊のみなさんと男木で作品発表されるアーティストの角さんの協力を得て、水がめをいただくことができました。

庭先といっても、高い石垣の上にあり、しかも大き立派なアロエにかこまれている水がめ。。
なかなかいい景色です。
ここからみずがめを頂くのはかなり至難の業!
けどみんなのちからをお借りして無事頂くことができました。


無事この石垣から下ろすことができ、そして作品の家まで持って行くことができました。
ありがとうございました!

(石塚)

2013年2月1日金曜日

家の片付け

28日に再び男木島へ戻ってきました。今回は長期滞在ということで道具や生活用具などさまざま、車にぎっしり詰め込んでの来島です。
到着後、すぐに取りかかったのは家の片付け、会場整備です。


ゴミをまとめるといっても家一軒の片付けはなかなかのハードワーク。大きなゴミ袋や段ボールがたくさん。去年のアトリエの引っ越しを思い出す物量です。
こえび隊のみなさんに手伝ってもらいながら着々と進めています。


重いものなどはリヤカーやこえび号を使って。
ゴミ捨てコンテナは港の近くですので坂を降りたり登ったり。いったい何往復したでしょうか、足腰が鍛えられます。

おかげさまでずいぶんきれいになりました。

空き家を使っての作品制作には必要不可欠な大事な仕事の紹介でした。

渡邉